よくいただくご質問をまとめましたので参考にしてください |
■ 診療に関するQ&A |
Q | 診察の予約は可能ですか? |
A |
当院は予約制ではありませんので、診療時間内に御来院ください。(健康診断は予約制になりますので電話にてご相談ください) 初診の方は、午前・午後とも受付終了30分前までに受付をお願いします
体調が悪い方、初診の方は検査・処置が必要な場合がありますので、できるだけ午前または午後の早い時間帯に御来院ください。 患者さんの状態により診察の順番が変更となりますので御了承ください。 |
Q | 待ち時間はどの程度ですか? |
A |
金曜日および土曜日の午前中は、お待たせする時間が長くなります。 特に 金曜日・土曜日の11時〜は混雑いたします。
一方、比較的すいている時間帯は、平日の午後5時〜6時頃です |
Q | 健康診断はしていますか? |
A |
相模原市健康診断(基本健診、肺がん検診、大腸がん検診(一次検診)のほか、 一般の健康診断(雇用健診・会社健診など)をおこなっています。 *内視鏡検査はおこなっていません。 *健康診断は予約制ですので、事前に御連絡をお願いします。 *健康診断は、お急ぎの場合および比較的簡単な検査のみの方は、当日発行いたしますが、通常は3日程度でお渡しいたします。 |
Q | 子供は診察していますか? |
A |
現在、受付は13歳以上(中学生以上)の方のみに限らせていただいています。 13歳未満の方は、原則として近隣小児科の受診をお願いいたします。 |
Q | 夜間に喘息の発作がでた場合はどうすればいいでしょうか? |
A |
現在、喘息があるかたは、継続してしっかり治療することにより、ほとんど発作がでない状態を維持することができます。また、喘息の程度に応じた臨時薬を、常に常備しておくよう指導しております。それでも、風邪や体調により、夜間に喘息発作がでた方の場合は、地域ごとに救急外来がありますので、受診してください。このホームページ上に、救急案内をリンクしてありますので、ご覧ください。→ こちら |
Q | 「呼吸器および循環器の専門クリニック」ということですが、風邪や花粉症などは診察していますか? |
A |
もちろん、一般内科の診療もしています。風邪は、喘息発作や心不全、呼吸不全を誘発する大きな引き金になる病気です。 自分が「かぜ」と思っていた症状が、実は「喘息発作だった」、あるいは「心不全にともなう咳だった」ということもあります。 また、喘息の方は、花粉症、鼻炎、アレルギー、副鼻腔炎などをもっていることも多く、同時に治療することが必要です。専門的な治療が必要と判断され、自分の専門外の分野は、大学病院はじめ、信頼できる医師および医療機関を紹介致します。 |
■ 病気に関するQ&A |
Q | 息に用いられる吸入ステロイドって、副作用が気になりますが、安全でしょうか? |
A |
喘息の治療薬について、多くの方が心配されていることはステロイドの安全性です。 飲み薬と異なり、吸入ステロイドの量は、ごく微量であり、そのうちの一部が、口から胃の中にはいることもありますが、胃や腸から吸収された微量のステロイドは、肝臓を経由するとほとんど代謝されてなくなってしまいます。 したがって、決められたとおりの量を正しく使用している限り、全身へは影響はありません。 現在、喘息に対しては、早期の軽い段階から、吸入ステロイドをもちいることにより、将来にわたり、呼吸機能が低下せず、発作のない生活をおくることができるよう指導しています。適切な治療により、運動も一切制限する必要はありません。「吸入ステロイドは危険な薬」というのは、まったくの誤解です。 |
Q | 最近 息切れを感じるようになったのですが。 |
A |
息切れの原因は、COPD(肺気腫)、心不全、貧血など、いろいろな疾患の前兆の可能性がありますので、軽くても放置せず、専門的検査をおすすめいたします。 特に、喫煙されている方で、息切れを感じるようになった場合は、はやめの診察が必要です。 |
Q | 「肺気腫は、治らない病気」といわれましたが、本当ですか? |
A | 日本人の肺気腫の原因の多くは、喫煙によるものです。この病気は、「喫煙により肺の構造が壊れてしまった状態」ですので、まったくもとどおりに回復することは困難ですが、現在、薬やリハビリにより、呼吸困難などの症状を緩和し、低下した呼吸機能を改善する方法があります。治らない病気とあきらめる必要はありません。 |
Q | タバコをすっているため、肺がんが心配です。 |
A |
肺がんは、大きさが2センチでも、すでに進行癌になっていることがあり、現在、男性の癌の死亡原因のトップです。肺がんは、「男性の病気」と思っている方がいますが、日本人に一番多い「腺癌」という肺がんは、タバコをすわない女性にも多く発症します。 肺がんを発見するための、はじめの検査は、レントゲン写真ですが、1枚の写真の中には、さまざまな臓器の影が、複雑に重なりあっており、その読影は専門医でもむずかしいものです。肺がんが心配な方は、最低でも年1回以上の呼吸器科での診察をおすすめいたします。はやい段階で発見された肺がんは、内視鏡手術や、「ピンポイントの放射線療法」など、からだに負担の少ない治療法が選択可能になっています。 |
Q | 禁煙をしたいのですが。 |
A | 現在禁煙薬の入荷困難なため禁煙外来は中止しています |
Q | 咳が1ヶ月以上続いています。薬をのんでいますが、よくならず、最近眠れないことが多くなりました。 |
A |
3週間以上つづく咳を、遷延性咳嗽(せんえんせいがいそう)といいます。咳喘息(せきぜんそく)といわれる咳が、最近増加しており、この場合は風邪薬や咳止め、抗生物質などは効果がありません。また、これ以外に、肺や心臓に由来する咳、なかには「胃液の逆流からくる咳」もあります。当院では、呼気中一酸化窒素や気道抵抗値の測定などにより、咳喘息の診断をおこなっています。 |
Q | 夜間のいびきが気になります。家族からは「夜中に呼吸がとまっている」といわれます。熟睡感がなく、昼間にも眠くなります。 |
A | 睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。重症の高血圧の原因であることも多く、放置すると心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。まず、自宅でできる簡易診断検査をうけることをおすすめします。 |
Q | 最近 不整脈が気になるのですが。 |
A | 不整脈の多くは、「期外収縮(きがいしゅうしゅく)」という、特に心配ないものですが、中には、脳梗塞の原因になる不整脈や、すぐに治療しなければいけない不整脈があります。不整脈の検査には、24時間心電図や、携帯型心電図などがあります。 |
Q | 時々、明け方になると、「胸がしめつけられるような痛み」があり、目がさめます。 |
A | 血管収縮性の狭心症の可能性があります。心臓を養っている冠状動脈という血管が、「けいれん」をおこすことによる症状です。血管拡張剤を使用すると症状が改善します。 |
Q | 84歳の父親が、最近元気がありません。食事もあまり食べなくなったので、胃腸薬をのんでいますが、心配です。 |
A |
お年寄りの場合、若い方と違って、症状が典型的でない場合があります。 特に、「食欲が低下したので、胃腸の検査してもらったが、異常はない」と言われた場合、肺炎や心不全を疑って、検査する必要があります。 |